生活保護の申請条件金額等を知りたい!
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気になる生活保護 事件まとめ一覧

(公開: 2019年02月15日)

生活保護者の不正受給が問題になっていますが実際は
どのような事件なのでしょうか。

生活保護 事件簿一覧

生活保護関連の事件がここ最近多く取り上げられてきています。というわけで、比較的有名(悪質)な事件をいくつか取り上げてみたいと思います。

滝川「生活保護」不正受給事件

生活保護を受けていた元暴力団夫婦夫婦が介護タクシー代として、北海道滝川市から2006年3月~2007年11月間での間に合計約2億4千万円を不正受給した事件 生活保護世帯は通院に必要な場合、医師の診断のもと移送費という名目でその運賃が全額補助されるという制度を悪用したものです。
さらに、この夫婦は生活保護費も約1000万円不正に受給していたことが後に判明し再逮捕されました。

 

タクシー代不正受給事件の判決では、被告の夫に懲役13年、妻に懲役8年の判決が下されました。また、民事訴訟により福祉事務所の所長・福祉課長の二人に合計9785万円の賠償を命じています。

福岡県中間市の生活保護不正受給事件

福祉事務所職員(当時)が女性と共謀し、2010年5月下旬から2012年3月上旬にかけ、生活保護費約425万円を詐取したとされる事件。
この2名のほかにも4名がこの事件で逮捕されており、計6名(当時)が集団で生活保護費を食い物にしていたという事件になりました。この逮捕された元職員はその他にも2件の詐欺事件について逮捕起訴されています。
その他にも、生活保護を受けられず死を選んでしまった例もあります。

2006年2月 京都母親殺害事件

認知症の母(86歳)を息子(54歳)が殺害、後に息子が心中未遂を図った事件。息子は福祉事務所へ相談に行っているが、その度に「頑張って働いてください」などの冷たい対応を受け、門前払いされていました。もらい過ぎという言葉が多いがこのような事件があることを忘れては行けないだろう。

 

2007年7月 北九州餓死事件

元タクシー運転手の男性(52歳)が餓死した事件。
書き残されていた日記には、職員から過度の指導が行われていたこと、自立を強要し保護辞退届を半ば強制的に書かせ提出させていたことが記されていました。
日記の最後には「おにぎり食べたい」などと記されていました。呆れた事に北九州市はこの男性の自立を「短期間にかつ自発的に自立をすることが出来たモデルケース」という趣旨の発言してます。

 

鹿児島市夫婦生活保護費不正受給事件

鹿児島市に住む夫婦が妻の所得を隠し、2007年~2010年の間に生活保護費合計約310万円を不正に受給していた事件。
妻に一定の所得があるにも拘らず、それを隠し合計41回にも渡り虚偽の申告をし続けていたという悪質な事件です。当事件では虚偽の申請を行った夫が逮捕起訴され、懲役2年の実刑判決を受けています。

 

奈良県橿原市職員生活保護費不正受給事件

生活保護受給の相談に来た女性を追い返した後、担当職員がその女性になりすまし、2010年9月~2013年1月までの約2年半にわたって、生活保護費約330万円を不正受給した事件。

 

これも職員による犯罪です。相談に来た60代女性の氏名・経歴等を詳しく聞きだした後、その女性を受給困難として追い返しました。その後、この元職員はこの女性に関する書類を偽造し申請。自分をこの女性の担当とすることで生活保護費を不正に着服していました。

2006年5月北九州門司区餓死事件

障害者の男性(56歳)が居住する公営団地で餓死。
区職員は水道ガス等のライフラインが止められているのを把握しているにもかかわらずこれを放置、男性の再三の相談・訴えにも冷徹に対応し、申請書すら渡そうとはしませんでした。



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